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分かりやすい【2次関数④】解の配置などの応用問題を詳しく説明!

数Ⅰ

こんにちは。ねこの数式のnanakoです。

今回の目玉はなんと言っても「解の配置」です。2次関数の応用問題の中でも、沼のように底なしに難易度を上げられます。(笑)

他にもいろいろと2次関数の応用問題を紹介していきます。「解の配置」も含めて、ちゃんと仕組みが理解できれば、解けるようになるので、あきらめずに頑張りましょう。

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平行移動・対称移動・式の決定

これらの内容を踏まえた問題を見ていきます。

例題1

放物線 \(\small y=ax^2+bx+c\) を\(\small \,x\,\)軸方向に\(\small \,2\)、\(\small \,y\,\)軸方向に\(\small \,-1\,\)だけ平行移動した後、\(\small y\,\)軸に関して対称移動したものの方程式が、\(\small y=2x^2+3x-2\,\)となった。このとき、定数\(\small \,a,\,b,\,c\,\)の値を求めよ。

この問題は、難しいわけではないのですが、知らないと損をするような問題です。

解説
例題2

放物線\(\small \, y=-x^2+3x\,\)を平行移動したもののうち、点\(\small \,(1,\,1)\,\)を通り、頂点が直線\(\small \, y=2x-1 \,\)上にある放物線の方程式を求めよ。

解説
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最大値・最小値

今回も下の記事を踏まえた内容です!
特に、「軸の場合分け」を確認した上で見ていきましょう。

例題3

2次関数\(\small \, y=x^2-2x+5\ \ (a≦x≦a+1) \,\)の最小値が \(\small 5 \) となるような定数 \(\small a \) の値を求めよ。

解説

さて、続いては逆手流という手法を使った解法です。これが超絶重要な考え方になるので、必見です。

例題4

実数\(\small \,x,\,y\,\)が、\(\small x^2+y^2=2\) を満たすとき、\(\small x+2y\) の最大値・最小値を求めよ。

解説

逆手流の説明は意外と長くなるので、詳しく知りたい方は下の「逆手流を詳しく説明」を開いてください。

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2次不等式

続いては2次不等式・・・というよりは、2次方程式の応用問題です。
(この子が一番手がかかるかも・・・)

例題5

2次方程式 \(\small x^2-2ax+a+6=0\) の2解がともに \(\small 2\) より大きくなるような定数\(\small a\) のとり得る値の範囲を求めよ。

さて、ついに解の配置です。解答としては長くはないですが、丁寧に説明する分説明が長くなっているので、頑張ってみていきましょう。

解説
解の配置の解法
  • 判別式 … 異なる2解(\(\small D>0\))or 2解(\(\small D≧0\))を判断できるように!
  • 境界と軸の位置関係 … 境界の\(\small \,x\,\)と軸の大小関係を調べる。
  • 境界の\(\small \, y\,\)座標の正負

境界とは、問題文で解の大きさについて指示があった際、当てはまるかどうかの境界の事。
 例:2解がともにより大きい → 境界 \(\small \color{magenta}{x=3}\)
   2解がともにより大きく、より小さい → 境界 \(\small \color{magenta}{x=1,\, 2}\)

例題6

2次方程式 \(\small x^2-4ax+a^2-6=0\) が正負の解をもつときの定数\(\small a\) のとり得る値の範囲を求めよ。

解説

例題6のように③から調べた際に、\(\small y\,\)座標が負の部分があった場合、①②は調べなくて良い…ということを知っていれば、計算量を抑えられるので、覚えておきましょう!

まとめ!

2次関数の応用問題は、今回紹介した問題以外でも重要な問題はたくさんあります。紹介した応用問題をしっかりと理解していれば、他の応用問題にも対応できるようになるので、頑張りましょう!!

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